大番

証券マンなら一度は読んでほしい一冊を紹介します。

それは、作家獅子文六の「大番」です。

愛媛の宇和島の田舎青年、赤羽丑之助ことギューちゃんが上京し、相場の世界に足を踏み入れ、戦前、戦後の証券界を舞台に、彼の破天荒で波乱万丈な人生が描かれています。

当時の兜町の世相や戦中、戦後の最中でも時流に乗って富を得たり、状況判断がいつの世も必要なのがよくわかります。また主人公ギューちゃんの色恋も人間性があり、魅力的でせひ一読してほしいです。

 いっちー

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