月: 2016年12月

♠『2017年米国はトランプノミクスの始まり?』

☆再び内外共に強い米国再生へ

☆TPP廃止、NAFTA見直しへ

☆米国輸出業者へ助成制度

☆減税(法人税35%→15%)

☆移民制度改革

☆医療保険制度改革(オバマケアー廃止へ)

☆薬品、金融、エネルギー産業規制緩和へ

☆西側諸国のロシア制裁解除へ

☆エクソンモービル社テラーソン会長の国務長官就任へ

☆上院、下院共に共和党が過半数

☆米国大企業の米国回帰

♠『2017年米国株式市場は国策に売りなしか?』

『The trend is your friend.』

『Buy high, sell higher.』

『Don’t fight the tape.』

☆『The market is driven by fear and greed.

『Don’t fight the Fed.』

正 論

 「ふくろう通信」の内容はお客様にとり参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。 記載したコメントの内容及び過去の実績等は、必ずしも将来実績を示唆するものではありません。将来の投資収益が保証されているわけではなく、投資元本を割り込むリスクがあります。 投資の最終的決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。

東京オリンピックと株価・地価

あと1300日程度と迫った2020年東京オリンピックですが、あらためて考えてみます。

 

正確な日程を把握している人が、意外に少ないように思えますが、7月24日(金)が開会式、8月9日(日)が閉会式の予定です。(個別競技の日程は以下のページで・・・)

 

http://2020tokyo2020.com/jp/olympic/program.html

 

会場などまだ協議中のものもありますが、なんとしても成功させてほしいものです。

 

ところで、『オリンピックまでは株は強いだろう』とお考えの方が多いように思いますが、では、第18回1964年東京五輪前後の株価はどうだったのでしょうか?

 

以下が1959年(’64東京五輪開催決定)から1965年までの日経平均株価(終値ベース)です。

 

年      年初            年末            年初-年末の変化率(少数第2位四捨五入)

1959    671.28          874.88          +30.3%

1960    869.34          1356.71         +56.1%

1961    1,366.74        1,432.60        +4.8%  (高値1829.74)

1962    1,425.30        1,420.43        -0.3%

1963    1,418.25        1,225.10        -13.6%

1964    1,204.40        1,216.55        +1.0%

1965    1,227.11        1,417.83        +15.5%

 

特有の事情はあるものの『高値はオリンピックの3年前』に付けており、その高値は数年抜けませんでした。

 

では、不動産価格はどうだったのでしょうか?

以下は全国市街地価格指数(全用途平均・2000年3月末=100)の推移です。

 

年      全国市街地価格指数      前年比変化率(少数第2位四捨五入)

1959    4.82                    +23.6%

1960    6.13                    +27.2%

1961    8.74                    +42.6%

1962    11.10                   +27.0%

1963    13.00                   +17.1%

1964    14.80                   +13.8%

1965    16.80                   +13.5%

———————–

1966    17.70                   +5.4%

1967    19.20                   +8.5%

1968    21.80                   +13.5%

1969    25.50                   +17.0%

1970    30.50                   +19.6%

 

地価は上昇を続けるという『土地神話』が生きていた頃ではありますが、オリンピックの3年前が一番上昇しているものの、以後もオリンピック翌年まで、二桁の上昇見せています。

 

第18回オリンピックと同じなら、株価は、来年かなりの高値を付け調整に入り、不動産価格はオリンピック終了後も堅調という予想になります。皆さんはどうお考えでしょうか?

 

ただし、『高値』と言っても現在の日経平均の約10分の1であることをお忘れなく。

シンシアリティ

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