カテゴリー: 全般

マイナス金利下での資金運用

先日の日銀政策決定会合で、日本で初めてマイナス金利の導入が決定されました。

各メディアで連日のようにマイナス金利導入の影響が議論され、その効果には賛否両論、様々な意見が報道されています。

このような状況下で、注目が集まっている投資商品が不動産投資(REIT)。

マイナス金利導入で長期金利が一段と低下しており、借入金の多いREITの利払い負担が減り、業績拡大に繋がると考えられるとともに、REITの分配金利回りの高さに着目した資金も流入している模様です。現在、東京証券取引所には52のREITが上場しており、その数は年々増加傾向にあります。

 

ふくろうのしっぽ

 「ふくろう通信」の内容はお客様にとり参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。 記載したコメントの内容及び過去の実績等は、必ずしも将来実績を示唆するものではありません。将来の投資収益が保証されているわけではなく、投資元本を割り込むリスクがあります。 投資の最終的決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。

マイナス金利政策の意味

この政策は、異次元の金融緩和同様「現金を持つな、円を持つな」政策の延長線上にあるように思われます。

当面、金融銘柄に関しては厳しい状況かもしれませんが、全般的に見て、株式市場にはプラスに働くのはないでしょうか。

チエブクロウ

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会社四季報の使い方

会社四季報という本は、なかなかよく出来た本でして、一年間に4冊(新春号、春号、夏号、秋号)、四半期ごとに発行されます。

 

巻頭にある「3分でわかる四季報のポイント」は、その号の目次ですな。

数ページ進むと「3分でわかる四季報の読み方」ってページがあって、記載内容の説明が詳しく解説されています。

巻末近くには、お楽しみの「株主優待」の一覧表がありますし、その次には「上場廃止リスクがある銘柄一覧」や「企業の継続性にリスクがある会社一覧」などという物騒な一覧表もあり、なかなか興味深いですね。

 

継続して購読されている方には、お手持ちの銘柄の「号の異なる2冊(たとえば、春号と秋号)の同じ銘柄を見比べる」という楽しみ方が出来ます。同じ会社であっても、「会社四季報」の発行時が異なるとその予想数字は変化しています。過去の業績については変化がないのが基本ですが、それでも中には、過去にさかのぼって業績を差し替えるという会社も無い訳ではありませんし。

予想には、四季報予想と会社発表予想があり、それぞれ時間の経過と共に変化していきます。これも四季報を2冊並べて眺める楽しみの一つです。

 

 

もっと長期にわたって保管されている方は5年前の四季報と新しい四季報を見比べるのも良いでしょう。

四季報には過去5年程度の業績推移が掲載されています。これを並べることによって過去10年間の業績推移がチェックできるようになります。

売上や利益の変化率が見えますので、長期投資の投資家にお勧めの見方です。

 

 

干 城

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