【ラップの話 第1話】意外に身近な「ラップ」

いきなり個別商品名で恐縮ですが、皆さんはご家庭で「サランラップ」や「クレラップ」などの商品をお使いになったことがあると思います。食品を包んで保存する時、冷えた食品を電子レンジで解凍や加熱調理をする時など、身近で、とても便利で重宝しますよね。

さて、この便利な「ラップ(Wrap)」の名前を取って開発されたのが、「投資一任口座(ラップ)」です。ふつう金融商品の仕組みは難解なものですが、その金融商品に「包む」という意味の言葉が使われている以上、何かを包み込んだ金融商品だということは、想像に難くないと思います。では具体的に何が包みこまれているのでしょうか。「投資一任口座(ラップ)」の中身には、投資に関るいろいろなもの、例えば

  1. 株式売買に伴う「株式売買委託手数料」。
  2. 数ある上場企業の選別、投資タイミングなどの投資判断。
  3. お預かりしたご資金の管理サービス。
  4. 間接的ですが投資対象としての上場投資信託(ETF)の信託報酬。

などが包み込まれています。(固定報酬・成功報酬は規定により別途頂戴いたします。)このようなサービスをパッケージにしてお届けするのが投資一任口座(ラップ口座)です。個別の取引に対する委託手数料が不要であったり、投資判断を行なう手間や時間を省けたりと株式投資がより身近になりますね。

つづく  

干 城

 「ふくろう通信」の内容はお客様にとり参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。 記載したコメントの内容及び過去の実績等は、必ずしも将来実績を示唆するものではありません。将来の投資収益が保証されているわけではなく、投資元本を割り込むリスクがあります。 投資の最終的決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。

今回は、リスクの取り方についてですが・・・

その前に ”リスク”って何なのか?

分かり易く言えば、自分のお金の価値等が変動すること←(一般的ですね!)ただ、”リスク”は、お金の価値等がマイナス方向へ変動する可能性にのみ使う言葉で価値の上方への変動は当然リスクとは呼ばず”リターン”と言いますよね!

なので・・・”リスク”の取り方は、あなたが全部のご資産の中から、その価格や価値が変動するものに対してどれぐらいの割合(%)で使えるか?と言うことになります。

当然、その資産は、借金ではなく、余裕資金から使えて期間が限定されていないお金!(借入金の場合、金利とリターンがはっきりしていないとリスクが高い)だと思います。

まとめ・・・”リスク”を取る一方で、リスクを軽減することは重要だと考えられます。

      じゃあ!どうすればリスクは軽減できるか?

 

リスク軽減の方法は・・・1 出来る限りコストを軽減する。(時間を味方にする)

              (時間を味方にする場合、長期では逓減効果あり)

            2 換金性の高い商品を選ぶ。

              (換金までの時間が長いとリスクもかかる)

            3 インターネットや対面取引等の売買ツールの有無。

              (どちらでも同様の取引ができる)

            4 リスクを取る商品の透明性。

              (不特定多数の人が同じ情報を見ることができる)

概ね、この4点である程度の”リスク”は軽減できると思います。

 *優秀な投資アドバイザー(営業員等)やツールを見つけることもお忘れなく!

 

*次回は、投資の”タイミング”についてを予定しています!!

目利き

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巨鯨上場

2015.11に日本郵政グループ3社が同時上場を予定しています。

3社合計の時価総額が10兆を超えると見られ、初回の売り出し1.5兆円を予定しており、3回程度に分けて売却を予定しています。

民営化案件の初回の売り出し額としては、1987年に上場したNTTの2兆円に次ぐ規模になります。日本郵政は、純利益に対する配当の比率を50%以上にする方針で、メガバンクの20~30%を上回っており、安定配当株として人気が高まりそうです。

  ミミズク

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