月: 2015年10月

超高速取引!

1秒間に数千回という超高速で株式を売買する手法が存在感を増している。市場に流動性を供給する一方、瞬時の株価変動を招きやすいとの指摘もある。売買システムが高速化する時代の趨勢か。はたして、個人投資家にフェアなのだろうか?

東京証券取引所は、5年ぶりに売買システム「アローヘッド」を刷新し、注文応答にかかる時間がそれまでの半分に短縮されたそうである。ニュースや売買情報をいち早く取得して売買に生かすHFT(ハイ・フリークエンシー・トレーディング=高頻度取引)にとっては追い風になっている。

一方、個人投資家をはじめとする大半の投資家は恩恵を実感しにくい。 こうした状況は本当に公平なのかと議論を呼んでいる。

皆さんは、どう思われますか。

 

ホースシュークラブ

 「ふくろう通信」の内容はお客様にとり参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。 記載したコメントの内容及び過去の実績等は、必ずしも将来実績を示唆するものではありません。将来の投資収益が保証されているわけではなく、投資元本を割り込むリスクがあります。 投資の最終的決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。

銘柄コードと業種の関係について

従来、銘柄コードは業種別に割り当てられており、コードを見れば業種が分かるようになっていました。例えば上2桁で業種がわかり、下2桁は若いほど代表的な銘柄であることが多いです。01番は、上場当初(戦後すぐ)は日本を代表する企業に割り当てられた番号になります。

最近は、上場企業の増加により、空き番の多い3000番台にいろんな業種が入り込んでいて番号だけではその業種がわかりにくくなっています。

ちなみに、銘柄コードは、証券コード協議会で付番されており、東京証券取引所の登録商標になっています。

いっちー

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【ラップの話 第4話】その頃、「幕の内弁当」製造の厨房では・・・

前にお話ししましたように、運用担当者は、まず、主食(現金部分)とおかず(株式部分)の詰め込み具合に注意を払います。その中で「おかずたち」は非常に重要です。

東京証券取引所第一部に上場されている銘柄だけでも1800銘柄以上ありますが、これらの素材から投資に値する銘柄を選び出し、量や質、賞味期限、味付けの組み合わせなどなど、限りないほどの選択肢の中から最適なものに向かって入れ替えていきます(健康管理ですね。)それぞれ賞味期限も異なる「おかずたち」の組み合わせによって運用成績が左右されるものですから、運用担当者は、主食(現金部分)の量やおかずたち(株式部分)の詰め込み具合に工夫を凝らし、より美味しく、より美しく、そしてより健康的で季節感のある「幕の内弁当」を提供し、満足していただけるよう、日々、努力を重ねていきます。

しかも、ひとつひとつの料理がよく出来ていても、取り合わせを間違えると台無しになってしまいます。大事なのは変化とバランス。ご存知のように、その組み合わせは、あるときは最適であっても、その翌日にはもう最適ではなくなっていることが多々あるのが金融市場です。そのため、日々の見直しは欠かせません。このような「投資判断」にか関わる作業も、ラップ(Wrap=包む)されているんです。

このように、運用担当者はいつも悩んでいるわけですが、こんな時、運用者の考えを裏付けける(自信を持って入れ替えをする)ために、投資判断をする上で頼りになるテクニカル指標に活躍の場が訪れます。個別銘柄同様、多くのテクニカル指標にも、それぞれに「癖」があります。そんな「癖」のある指標を単独で見ていては、全体の投資判断を誤ることがあります。短期指標、中期指標、長期指標などの複数の指標を組み合わせて見ることが重要ではないかと考えています。どんな相場にも完全にフィットするというわけではありませんが、少なくとも中長期では「大ハズレ」のない「自分なりの指標」を、運用担当者は持っているようです。

つづく

干 城

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